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アップグレード前の設定を残したままのVista乗り換え方法?
アップグレードとクリーンインストール?

Windows Vista アップグレード版についての注意事項

Windows Vista アップグレード版の評価

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Windows Vista アップグレード版パッケージに記載されていることですが、
Windows XP アップグレード版のように、Windows XP Home/XP Pro/2000の
インストールしてあるパソコンに Windows Vista アップグレード版DVD-ROMを放り込めば
設定やデータを引き継いで、なんでも自動でアップグレードしてくれなくなりました。

特にWindows XPへのアップグレード経験がある方は同じと考えて、安易な考えで
Windows Vista アップグレード版を購入し、トラブルになってしまっている方が多いと聞きます。
特に注意して、適切な製品を購入するようにしてくださいね。

まず、以下のアップグレード対応表を参照してください。

Windows Vista アップグレード版の各エディションに対する対応表

表を見ても判りますが、Windows 2000、Windows XP Pro X64をお使いの方は、
パソコンの設定、アプリケーション、その他データを継承してのVistaへのアップグレードはできません。

また、Windows Professional ユーザーも Windows Vista Home Basic、
Home Premiumへのアップグレードの際には、HDDを初期化してのクリーンインストールか、
Windows 転送ツール、手動バックアップによるデータ引継ぎ後のインストールしか手はありません。

アップグレード版を購入する利点の一つとして、簡単なデータの引継ぎを考えているユーザーは
購入してからトラブルにならないように、上記点を十分注意してください。

詳しくはMicrosoft社のアップグレード徹底ガイドを参照

Windows Vista アップグレード規格の変更

パソコンを長く使用していると、どうしても不必要なデータが溜まったり、動作が重くなったり、
ウイルスに感染してしまうことがあると思います。

こんな時にOSのリカバリー(パソコンの初期化)は手っ取り早くて効果の高い手段かと思います。

Windows の入れ直しにより、パソコンを購入した当時の状態に戻るため、
システム関係のエラーはまず、修復されることでしょう。

Windows XP アップグレード版の場合は以下の手順にて簡単にOSリカバリーが可能でした。

HDDのフォーマット→Windows XP アップグレード版の挿入
→アップグレード前のOS(98/98SE/ME/2000)のディスクの挿入
→Windows XP アップグレード版からのOSインストール

この手順で Windows XP アップグレード版にて、フォーマット済み(まっさらな状態)のHDDに
Windows XP を新規インストールができましたが、Windows Vista ではこれができなくなりました。

つまりは、アップグレード前のOS(XP Home/XP Pro/2000)がインストールされている状態でしか、
Windows Vista アップグレード版は裏技もあるみたいですが、
公式にはインストール不可能と言うことです。

滅多にリカバリーを行わない人には関係が薄いですが、
単純に時間が2倍必要でしょうし、私もそうですが、
少しでも不都合を感じたらリカバリーしてしまう人にはこの手間は非常に大きいかと思います。

Windows Vista アップグレード版を購入予定の方は以上のことを参考の上検討してくださいね。

次にパッケージ版のUltimateを購入すると両方付いてきますが、
Windows Vista OEM(DSP)版を購入する際の選択肢の一つである、
”64bit版と32bit版の違い”についてお話します。
是非、参考にしてください。



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64bit版と
32bit版の違いとは?
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